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知っトク!お金まるわかり

親子で頑張る大学受験!

2012/01/20

大学受験。1月も中旬を過ぎ、そろそろ本格始動といった家庭がある一方で、今年は始めから正月なんてないというご家庭もあります。受験生は当然一生懸命ですが、それに負けず劣らず頑張っているのがお父さんお母さんです。前回に引き続き、受験にかかるお金について、代表的な大学入試を受験から入学まで、いったいいくらかかるのか具体的にみてみましょう。

大学受験で最初にかかるのが受験料です。多くの受験生が受ける大学入試センター試験は、3教科以上の受験で1万8,000円(成績開示希望者はプラス800円)。2教科以下の受験では1万2,000円(成績開示希望者はプラス800円)となっています。国立大学の二次試験は1万7,000円、私立大学個別試験では文・理平均3万5,000円、私立大学医学部の受験料に至ってはなんと5万円です。(2011年度例)

1校だけの受験料でこの金額ですから、併願して複数受験すればこの数倍かかることになります。また、試験会場が居住地近くにない場合は宿泊費もかかります。全国大学生活協同組合連合会によると、国公立、私立、自宅学生、自宅外学生を含め、受験にかかる費用は約14万から22万円となっています。受験するだけでも、それなりにお金がかかるんです。

難関試験を突破し、みごと合格すると、本格的にお金が必要になってきます。お金がそれほどかからないと思われる国立大学でも、入学金と授業料を合わせた納入金の標準的な金額は約82万円。納入金額は、国が省令で定めた標準額をもとに上限20%を限度として大学が決めることになっていますが、おおよそこの金額になっています。公立大学も国立大学に準じ、東京都の場合を例に取ると、東京都民の場合は約66万円、都民以外は約80万円です。

では国公立に比べると入学者数が多くなる私立大学ではどうでしょうか。私立大学は学部によっても差がありますが、文部科学省「平成21年度私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額(定員1人あたり)」によると、入学金、授業料、施設整備費など諸経費を合わせた初年度納付金の平均は約131万円だとか。医歯系になるとお値段は一気に跳ね上がりなんと約840万円!「将来の夢はお医者さん!」と笑顔で答える自分の子供。さあどうします?

どうにかお金を納めて、やれやれと思ったのも束の間、引越しの準備が始まります。自宅から通う場合はその必要はありませんが、遠く離れた大学だとアパート探しに出かける費用や敷金・礼金、前家賃、仲介料、引越し費用と次々にお金がかかってきます。さらに、毎月の仕送りが始まります。

東京地区私立大学教職員組合連合の2010年度調査によると、仕送りの月平均は9万1,600円で過去最低金額を更新中とのこと。家賃の平均が約6万円ですから、アルバイトをしないと食事もままならない金額です。そうかと言って親御さんも大変です。そこで多くの学生が考えるのが奨学金なんです。自宅から通う学生では56.6%、自宅外学生では実に72.3%の学生が奨学金を申請しています。一方の親御さんでは、「借入れ」した家庭が20.2%に上り、平均借入額は157.9万円となっています。

こうして見て行くと大学入学時に必要なお金はすぐに用意できる金額ではないことが分かります。3年で用意できるでしょうか、5年あるいは10年かかる金額なのでしょうか。当然ながら、借入れすることも含めて計画的に準備して行くことが必要になりますね。勉強はコツコツ努力してはじめて血となり肉となります。経済面も同じなのかもしれません。親子二人三脚で大学へ。この春、皆さんが満足のいく結果になりますように。

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